阿蘇地域を襲った大雨による災害復旧工事を行う
現場へ向かう仮設道が当初設計に無かったため、用地の交渉を行い仮設道を設置。工事終了後には撤去。
※右岸上流部の雑木林(竹林)を伐採すると、転石群が露出。
監督員立会いの下、工法を選定。
足場が確保できる場所は大型ブレーカによって転石を破砕。
また、勾配が急で重機が届かない所は、静的破砕材による転石破砕を行った。
転石破砕後法切り掘削を行い、取除くことのできなかった岩、転石をモルタル吹付、モルタル充填にて法面の保護を行った。
本工事のメイン工種であるコンクリート打設。最重点事項として、打設前の散水養生。打ち継ぎ目のモルタル敷均し。冬季は練炭(ジェットヒーター)養生を挙げ、作業員全員で取り組んだ。
コンクリートの品質を左右する養生温度管理には特に注意し、コンクリート温度が5℃以下を下回らないようにした。
スリット設置後は汚れ防止、傷防止のため囲いを設け養生を行った。